宇宙を探検するローラス、World Space Weekを記念して業界の専門家と体験学習を実施
世界宇宙週間は、科学技術が人類の暮らしをより良くすることへの貢献を祝う国際的なイベントで、今年は10月4日から10日にかけて、世界95カ国で開催されました。
ロ―ラスインターナショナルスクールでは、宇宙科学教育と宇宙産業とのつながりを強化してきた取り組みがあり、校内の「Ad Astra」フロアや専用施設など、天文学に特化した学びの環境が整っています。
そのような背景から、ロ―ラスで世界宇宙週間を祝うのは自然な流れであり、中高等部の生徒たちを対象に、宇宙をテーマにした学びと楽しさを融合させたさまざまなが行われました。
メインイベントは10月10日(金)に「Ad Astra」フロアで開催されたインタラクティブ展示会。Astroscale、Axiom Space、ispace、Electra Chiropractic、Earth Life Science Instituteの5つの団体から専門家を招き、生徒たちは宇宙科学の最前線について直接話を聞く貴重な機会を得ました。
プロフェッショナルなゲストの来訪に加え、生徒たちは、太陽系のスケール、深遠な天体の構成(銀河、星雲、星団など)、星座の性質と構造、天体望遠鏡の使い方などを理解するための、さまざまな示唆に富む演習に挑戦した。
展示会では、専門家との交流に加え、以下のような体験型アクティビティにも挑戦しました:
・太陽系のスケールを体感するワーク
・銀河や星雲、星団などの構造を学ぶ活動
・星座の成り立ちや特徴についての探究
・屈折式・反射式望遠鏡を使った天体観測の実習
ジャネル・ウェロンズ氏(ispace):月面探査機の操作について紹介。
アリエル・ソープ博士:重力が筋肉や骨に与える影響について解説。宇宙空間での人体への影響を考える重要なテーマ。
谷田ゆうすけ博士は、国際宇宙ステーション(ISS)の後継として計画されている新しい宇宙ステーションについて説明。
アリソン・ハウレット氏(Astroscale):宇宙環境の持続可能性について講演。低軌道衛星の急増に伴う課題に焦点。
コートニー・モチンスキー氏:火星の衛星や太陽系における生命の起源に関する研究とコンピュータモデルについて紹介。
ポール・シズディエル氏(Doctor Cheeze):生徒たちに望遠鏡の使い方を指導し、天体観測をサポート。
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サイエンスアドバイザー Dr. Paul E. Cizdziel からのメッセージ
Laurus Internaitonal School of Science初中等部のキャンパス内にある「Ad Astra ルーム」は、主に宇宙科学に関する教育に特化した学習スペースです。宇宙科学は、これからの時代に欠かせない分野であり、教育の中でもますます重要性を増しています。<br><br>この分野には、私のようなアマチュアの天体写真愛好家から、航空宇宙工学、政府機関、研究機関、さらには急成長を遂げ、多くのチャンスが広がる商業宇宙産業まで、幅広い領域が含まれます。<br><br>このブログでは、そうしたさまざまな分野の最新トピックについて、生徒や保護者の皆さんが興味を持てるような情報を定期的に発信していきたいと思います。

