新たなスタート:ターム2に向けた”SMART”ゴールの設定 – Year 10 IGCSEガイド
ターム2の始まりは、特にケンブリッジIGCSEカリキュラムで学ぶYear 10の生徒にとって、目標を立て直す自然なタイミングです。ターム1の成績とフィードバックが出そろった今、生徒たちは初めて本格的に振り返り、軌道修正を行い、学習の進捗や将来の大学出願につながる明確なターム目標を設定することができます。
先へ急ぐのではなく、この時期は意図的な計画が大切です。ターム2で効果的に目標設定を行うことは、確固たる学習習慣の構築、ウェルビーイングの向上、そしてAレベル、UCAS、アメリカ大学進学への基盤づくりにつながります。
なぜターム2での目標設定が重要なのか
ターム2は「ゼロからのスタート」ではなく、「軌道修正」の時期です。ターム1の成果を振り返ることで、フィードバックを行動に変え、漠然とした意図を測定可能な学習目標へと落とし込むことができます。
IGCSE生にとって、この時期は短期的な学習目標を、Aレベル科目の履修資格や将来のUCAS出願準備といった長期的な成果と結びつけ始めるタイミングでもあります。
イギリスの視点:GCSE目標と連動したSMARTゴール
イギリスの教育システムでは、学業の安定性が非常に重要です。GCSEの成績は以下に影響します
Aレベル科目の履修資格
予測成績(Predicted Grades)
長期的なUCASでの競争力
そのため、SMARTゴール(Specific:具体的、Measurable:測定可能、Achievable:達成可能、Relevant:関連性、Time-bound:期限がある)は、Year 10の生徒に特に効果的です。
IGCSE生のSMARTゴール例:
ターム2終了までに数学のテストスコアを10%向上させる
過去問を使って毎週の生物の復習を行う
すべてのコースワークを締切の1週間前に提出する
これらの目標は、良いGCSE結果につながるだけでなく、Aレベルで必要となる学習スキルの強化にも役立ちます。
短期目標と長期目標:Year 10に必要なもの
短期目標と長期目標の違いを理解することが重要です。
短期目標の例:
ターム1の先生からのフィードバックを見直す
週ごとの復習スケジュールを作成する
整理整頓やノートテイキングを改善する
長期目標の例:
特定のAレベル科目の履修資格を得る
UCAS出願に向けて強い学業プロフィールを構築する
自主的な学習習慣を身につける
ターム2では、現実的で負担になりすぎない「2〜3つの集中した目標」を設定することがポイントです。
アメリカの視点:夏のエンリッチメントに向けて
アメリカの大学進学を視野に入れる生徒にとって、ターム2での目標設定は「先を見据えること」も意味します。競争力のある出願者は、夏のエンリッチメント活動の計画を早めに始める傾向があります。
例として:
アメリカのプレカレッジプログラム
ボランティアやサービスラーニング
インターンシップ、ジョブシャドーイング、または研究の機会
UCASの課外活動記録に似た「アクティビティログ」をつけておくと、後にCommon Appを記入する際に大きな助けになります。
保護者へのアドバイス:手を出しすぎず、支える
保護者は、生徒の目標設定を成功させるうえで重要な役割を担っていますが、「主体性」が何より大切です。効果的なサポート方法は次の通りです。
導くような質問を投げかける
比較ではなく、振り返りを促す
完璧ではなく、進歩に焦点を当てる
標が生徒自身のものであるほど、モチベーションと継続力は大きく高まります。
ターム2の重要ポイント
ターム1の成績とフィードバックを丁寧に振り返る
GCSEの基準に沿ったSMARTゴールを2〜3つ設定する
短期目標と長期目標を区別する
夏の機会(プログラム・活動)を早めに調べ始める
学習と活動の進捗を継続的に記録する
まとめ
ターム2は、IGCSEの学習課程における戦略的なタイミングです。丁寧な目標設定を行うことで、Year 10の生徒は初期のフィードバックを勢いに変え、学力の基盤を強化し、Aレベル試験、UCAS出願、そして世界中の大学進学に向けて落ち着きと自信を持って準備を進めることができます。
今日の明確な目標が、明日のより良い選択につながります。
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カレッジ・カウンセラー、ヴィンス・リッチ氏(米国専門家)からのコメント
2002年以来、ヴィンス氏は何百人もの志願者が世界中のトップクラスの大学院課程に入学できるよう支援してきました。米国入学試験に関する深い専門知識と、学生を力づけることへの情熱を持ち、出願までのすべてのステップにおいて、戦略的な洞察力と人間的な温かみの両方を提供している。

