ローラスでの幼児教育とは?Travis Wright先生へのインタビュー
ローラス インターナショナル キンダーガーテンのヘッドティーチャーであるTravis Wright(トラビス・ライト)先生は、豊かな経験をもとに、幼い子どもたちの「学ぶ力」を大切に育んでいます。
ローラス インターナショナルスクール オブ サイエンスでは、確かな教育理念を胸に、子どもたち一人ひとりの成長を大切にする教育を行っています。そうした教育を中心となって担っているのが、Travis Wright先生です。約20年にわたり幼児教育に携わり、現在は全8校あるローラスプリスクール&キンダーガーテンを統括するヘッドティーチャーです。 今回はTravis先生に、幼児教育の大切さや、生徒や保護者の皆さまにとってローラスがどのような場所であるのかを伺いました。
Q: まずはご自身について教えてください。教育の道を選ばれたきっかけと、続けてこられた理由は何ですか?
A: 出身はオーストラリアのブリスベンで、2005年に日本へ来ました。最初は小さな英会話スクールで、大人を中心に教えていましたが、子ども向けのクラスもいくつか担当していました。そこで、子どもたちが日々新しいことを吸収していく姿に大きな喜びを感じ、「もっと幼児教育に深く関わりたい」と思うようになりました。それ以来、気がつけば17年もこの業界に携わってきました。
子供たちに教えることの方が、彼らの成長や学び、適応していく姿を見守れるという点で、はるかにやりがいを感じたため、より専門性の高いプリスクール キンダーガーテンでの指導に転向しました。現在、幼児教育の分野で17年の経験があります。
Q: ローラスにはどのくらい長くいらっしゃますか?また、これまで担ってきたことについて教えてください。
A:ローラスでは9年目になります。最初はK2(4〜5歳)クラスの担任としてスタートし、その後、Year 1(5〜6歳)を担当し、子どもたちがローラス初等部へ進学できるよう、学びの土台づくりに取り組んできました。
また、K2とYear 1のカリキュラムコーディネーターも務め、子どもたちが楽しみながら夢中になって学べる内容づくりに力を入れてきました
現在は、平日はプリスクールおよびキンダーガーテン、土曜日はプリスクールからYear 6までを対象としたサタデースクールを担当し、さらにローラスオンラインスクールでは英語教育全体のコーディネートを担っています。
ローラスサタデースクールのレッスン風景。STEMなどさまざまな科目を英語で学ぶことができるサターデースクールをTravis先生がヘッドティーチャーとして担当しています。
Q:この年齢の子供たちを教える上で、大切にしている教育理念はなんでしょうか?また、他の先生と理念を共有するためにどのように働きかけていますか?
A:一番大切にしているのは、「楽しんでいるうちに、自然と学んでいる」ことです。遊びや探究を中心とした学びを通じて、子どもたちは自分で考え、試して、時には失敗しながら力をつけていきます。そのプロセスこそが、幼児期にはとても大切だと思っています。先生たちにも、決まったやり方に縛られすぎず、それぞれの良さを生かして教えてもらっています。先生が楽しんでいると、その安心感は子どもたちにも伝わります。
Q: Travis先生にとって「いい一日だった」と感じるのはどんな時でしょうか?
A:子どもたちが、自分でも気づいていなかったような成長を見せてくれた時ですね。 例えば、プリスクールの子が初めて一人でトイレに行けた時や、Year 1の子が卒園式で立派にスピーチをやりきった時など、さまざまな場面で成長の瞬間が垣間見えます。 特にうれしいのは、K2の生徒たちが自分から本を手に取って読み始める瞬間です。「できるようになった」という自信が顔に表れているんです。
毎年恒例のSports Day(運動会)で、優勝チームにトロフィーを授与
Q: 子どもたちが安心して、自信を持てるように心がけていることはありますか?
A:子どもは一人ひとりが特別であり違います。成長のペースも、興味も、得意なこともさまざまです。だからこそ、その子の「今できること」を大切にしながら、ほんの少し先へ導いてあげることを意識しています。他の子と比べる必要はありません。その子自身の成長を、ゆっくり見守ることが大切だと思っています。
Q:子どもたちにとって、ローラスならではの良さは何でしょうか?
A:ローラスでは、いつも子どもたちが主役です。初めてのことにも安心してチャレンジし、うまくいかなくても「大丈夫」と受け止めてもらえる環境が整っています。 そのなかで、失敗や間違いから学ぶのが当たり前となっていきます。子どもたちには、「自分らしくいていい」「やってみたい気持ちを大切にしていい」と感じてほしいですね。
キンダーガーテンヘッドティチャーになる前に、K2とY1のホームルームティーチャーだった頃のTravis先生。
Q:入園から卒園までに、保護者の皆さまはどのような成長を感じられると思いますか?
A:多くの保護者の方が、子どもたちの理解力や考える力が自然と育っていることに驚かれます。それは、ローラスが「英語を教える学校」ではなく、「英語で学ぶ学校」だからです。日常のすべてが学びにつながっています。
Q:保護者の方からは、どのような声が寄せられていますか?
A:ありがたいことに、とても前向きな声を多くいただいています。子ども一人ひとりへの丁寧な関わりや、日々の成長を実感できる点を評価していただくことが多いです。パフォーマンスデーでステージに立つ子どもたちを見つめる保護者の表情を見ると、「やってきてよかったな」と改めて感じます。

